「エンゼルハート」アラン・パーカー

 


これまた、マツコからので見てみました。なんとなく最初から伏線がありそうな気配で、名前が出た時点で、あっこれはすでに知っている人なんだなーと思いながら、なんかコミカルで面白かったです。いつもホラーとジャンルされるものは、なんだって音の効果とかで怖くなって見れないシーンがあるのですが、これはなんか安心して目を開けて見れました。そして、浜辺であんな風に噂で聞いたような人を見つけて出会ったり、待ち合わせしておいて11時間もバーで待たせてたり。なにか、たぶんいるだろう的な話が本当になるペルソナの噂システムみたい。噂があると、本当になっちゃう世界。伊藤潤二もそうだけど。

 

迷えたり、わかんなくなったり、不便だったり。そういうの、分かりきって進んだりするよりも面白いですよね。身体的感覚として”遠くへ来たなぉー”というのが、だいぶ少なくなってきた気もします。どこも、パッと行くまでの時間がわかって、近くなってきてしまった。

 

最後の結末は、うんうんって特に驚きませんでしたが、きっと、主人公は誰よりも遠いところへ行きついてしまったんだと感じました。


ネットでどれだけ遠くを見てても、それは全く遠くないですよね。目の前の人の話を聞いてる時の方が、よっぽど遠く感じる時があります。

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