「 ここへきてやむに止まれぬ サンサシオン / 山口 晃 」アーティゾン美術館
わー、京都のKAGIZENで見た時の展示は山口さんの作風そのものだったのかーと、分かった今回の展示。
というか、入ってすぐのあの空間はキツかった…。宇宙飛行士の方ってすごいですね。どれだけのトレーニングを積んで、無重力とかでも気持ち悪くならなくなるんでしょうかね。ほんの1、2分だけなのに、すごい身体が酔いました。
というスタートなのは、どうやら山口さんのマンガの中にある、夢の中に出てきた空間の話を再現しているような空間だったと思うのですが、、、
昔の雲の書き方って考えてみたら不思議ですよね。そして、江戸の文化がもっとうまいこと残っていたりしたら、きっとより魅力的な個性ある東京になっていたなーと思いつつ(今でも、浅草寺なんかがビルや建物に囲まれてる中にドーンとあるのを見ると不思議に感じますが)これからの新しい街をこんな感じで作らないものかと思ったり。
あまりじっくりと見れませんでしたが、額がバラバラになってるのは、ペインターの人が描くものがカンバスじゃなくたっていいじゃないかーって考える感じで、ハッとして、マットのちょっとしたとことか、あたりまえにやっていたことを、意識してやってやればこうなるよね…?って感じな。
アーティゾンのコレクションは、いつもアーティゾン!ってのを、感じられて、あっいいなー、と、ぼーっと見続けてしまう絵が、たくさんです。
そして、いつでも充電OKなビューイングスペースがあるのは充電難民には嬉しい限りですー