対話による鑑賞会 in 国立市 ZEIT-FOTO kunitachi
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ZEIT-FOTO kunitachiにて開催されていました杉浦 邦恵さんの展覧会「絵と写真は塩と胡椒みたいだね」をお集まりのみなさんで、おしゃべりして楽しみました。実験を繰り返すようにして写真を用いた作品制作を続けるニューヨーク在住の杉浦さん。
カメラやフィルムを使わず、実際の花や、人物、タコ(!)、などの影やシルエットを用いるようにして、映し出して焼き付けるフォトグラムの手法など、ちょっとした技術についての解説も含めながら、作品の中から動きを感じたり、溢れ出る感じでだったり、なにか生き物のように1つの線として続いていくアクリルの絵の具だったりと、そんなことをおしゃべり。意外と話してみないと「タコだって気づかなかった!」というくらいに、杉浦さんの作品は見ていて"美しさを感じるけど、これ・・・なんだろう?"と、想像を掻き立てられるものばかり。それも暗室の化学反応から起きていることと思うと、本当にサイエンスだなぁと思うばかりです。
杉浦さんが思いついた展覧会タイトルの「絵と写真は塩と胡椒みたいだね」。杉浦さんにとっては、自分の作品の「絵と写真」が「塩と胡椒」のように思えたわけですが、鑑賞者のみなさんそれぞれにとって、例えば・・・「働くことと働きかけること」は「◯と◯」みたいな、
それぞれに置き換えて感じられるような考え方へとつながるような・・・そんな会になったらいいなぁとか、今振り返ってみて思ったりもしました。