「メモリア」アピチャッポン・ウィーラセタクン



たしか、どこかの美術館で見た映像作品がすごい良くって・・・( 確か何か燃えていたような )。映画館へ見に行った「世紀の光」も良くって「光りの墓」もすごく良くて、ブンミおじさんは登場してからの食事のシーンが面白かったなぁ、そして、最近の現代美術館コレクションの映像作品も”モロクソ”よかった・・・。という、アピチャポンファンであります。


そして、いつも見ていると不思議な眠気が襲ってきて、落ちてしまうんです。そして「メモリア」もやっぱり、コクっと落ちました。


私の地元でも、鳥居を移転しようと工事をしたら災難が起きて、工事が中止となったという話を聞いたことがあるけれども、死者との関わりが今でもある、、、それは何かミステリーっぽいことでなくとも、お仏壇に手を合わせたり、お墓参りにいくこともそうだと思う。


そういう先に、何があるのかと言えば・・・、もしそれを見たり聞こえたりできたのであれば、きっとメモリアみたいな世界なんじゃないかなと。


でも別に目に見えたり、聞こえたりしなくても、そういった感覚があるからこそ人が一緒にいる意味があるみたいな。何も不思議なことではないと思うんです。


こう、ふと眠りに落ちてしまうのと同じで。思い直してみれば、人間にとっての眠りというのは不思議な時間ですよね。しかも、夢を見る。その"夢"が実は現実という場合もあったりするんじゃないかなと思ったりも・・・。現実をみんな現実と言ってるけど、そうじゃないかもしれませんよね。






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