そんな中で植える野菜

 



この時期にふと蛇が出ることと、鳥が巣をつくることが当たり前になってくると、

ビルの中の生活だけじゃ、なにか足りないもんだなと思ったりする。
屋久島にいた時に感じた自然に負けている感じは正しい感覚な気がしていて、
たとえ邪魔な草に除草剤とかをやったとしても、結局のところ人は負ける気もしている。
というのも、レイチェル・カーソン「沈黙の春」をかいつまんで読んでから、より一層つよくそれを感じていて…
いくらうまく切り開いても、共存してそうでも
やっぱり自然にはいつでも、良い意味で負けていたいなと。
人しか生きていないわけじゃないってことはわかっていても
害虫呼ばわりして殺してしまうことは、
人にとっても、それは害になるかもしれないとも感じて。
緑がボーボーになるのも、枯れてゆくのも、
それはまるで人間と同じだなぁと。
やっぱりみんな同じ生き物の時間を過ごしているんだなと思うと、
大林宣彦監督のようにガンですら一緒に生きようじゃないかと
自分を蝕む存在ですら、そう声をかけたくなる気持ちが、うっすらと近寄ってるこの頃ですー。 
しかし、変わらずの虫が苦手な私は、どうすればよいのでしょうか〜っ夏が来る……! 

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