「バタフライ・エフェクト」エリック・ブレス J・マッキー・グルーバー


映画という作品を見終わって感じる「いいなぁ」は、
美術館でアートを見て「いいなぁ」と思う感覚と少し違うけれども
やっぱりいい作品と出会えると、何度でも見たくなる。
それはアートも、例えば名試合でも同じですね。
その時の自分の気持ちが、よく反映しているなぁと感じます。

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ちょっとした選択が、人生をこんなにも変える。
バタフライ・エフェクト = 蝶が羽ばたいたきっかけだけで大きなことも起こりうる、
本当にタイトルの通りな映画でした。おもしろかった。

見終わったあとに、こういう非現実的だけど、
人が生きていて、どうなってしまうのかと考えさせられて、
後半になれば、謎が解けて「そういうことか!」となる心理的な映画。
昔は、そういう類いの映画が好きで見ていたので、
「おもしろい映画」というものは、そういうものだと思っていたから、
すごく懐かしい感覚になった。

こんなこと、ありそうだ。これからの人生でも起きそうだ。
主人公のように、過去を変えられたりして
人生を選べたら・・・と、思うとそれはゾッとする。
でも、UFOってそんなことをしに来てるんじゃないかなーと、思ったりもする。

「ふんがも」とか、無くしものが出てこない時に
1曲うたってから、探すと目の前にあったり。
そういうことって、不思議だけど本当にあるんですよね。

前に1度だけ、謎なスピリチュアルな会合 (ヒーラーさんの集まり)
に誘われて行ったとき、全然信じてなかったのですが、
突然に僕の座っていたスツールの下から、蝶蝶が羽ばたいて
ものすごくビックリしたことがあります。
あれは、誰にも見えなったようなのですが、
実際にびっくるする方が早かったので、自分でも見たんだなーと。

こうやって今はこんなに覚えている映画も、
1年もすれば「これ見たけど・・・どんな映画だっけ?」と本当に忘れてしまいます。
そんなこともあり、ここに書いていて
読み返すと、「あっそうだそうだ」と、自分を思い出せるんですね。
世界は不思議です。










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