「2012」 ローランド・エメリッヒ




世界崩壊というのは作り物だと分かってても、
見ているとうわーっと思わず声を出してしまう。
主人公は助かんないとストーリーは進まないと知ってても、ついついスリルを感じる。
にしても、とにかくすごい壊れ方の映像をしている。
実際3.11を経て、今のコロナの状況からすると、
なんでこんな悲惨な映画を、お金を払って見なきゃいけないんだと思うくらいに酷い。
最近のニュースで、工場が停止して排気ガスがなくなりヒマラヤ山脈がクリアに見えるようになって絶景だーなんていうのを聞くと、
やっぱり人って地球に対しては、かなり優しくないことばかりしてる上に傲慢だなーと。
ツケがまわってきたとして、こんなことになるのならば、
マヤ暦とは関係なく、仕方がないといえば仕方がないような気もしてしまう。
最後のシーンの、人は空気がなきゃ生きていけないってのは、
当たり前すぎて気づけないことですね。
いつも何も問題なく酸素で呼吸できてることに感謝したい気持ちになりました。
割と、この映画ではそのことだけを、強く伝わりました。


伝えるもの、伝わるものがある映画の時間はステキですね。




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