「パラサイト」ポン・ジュノ





日本でこの手の映画を作ったら、
たぶん、お金持ちと人と貧しい人の差が、
映画の時間を通じて埋まってくような、
ハートフルな内容になりそうなところだなぁーと、感じた。

たぶん、お金が出来たら豪遊しちゃうとか、
彼女ができたからこうするとか、
目先のことばかりになりそうなのですが、
この映画では、そのへんじゃない。
かといって絡み合ってるわけじゃない。
わりと、格差の問題とか、お金持ちじゃなくても幸せだなぁというところ。

終わってから
「あの展開は読めちゃったよねー」と、話してる人がいてハッとした。
というのも、先を読もうとも思ってなくて、
自分はどう感じてるのか?
自分はどんなことをここから思うのか?
ってことばかり、頭に浮かべてました。


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やはり怖いのは苦手。
血を流してても気にせずに助けるのは、やっぱり家族なんだな。
お互いの変態性を見せられる夫婦はステキ。
モースル信号よんでみたい。(ユーミンの歌にもあったなぁ)
臭いのにだって慣れる動物的でいられている”人”は特だと思う。
家には監視カメラ絶対あるはず。
スマホが印籠になるのは面白い。
家族仲イイなぁー。


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パラサイトを見てると、物語を見ているのようで、自分を見ている感覚になる。
それは、昨年大流行りしたクイーンの、ボヘミアンラプソディと同じ感想です。

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