「レクイエムフォードリーム」 ダーレン・アロノフスキー






















松井冬子さんのインタビュー記事でこの英語の名前が
あがっていたので、見てみたのですが、
なんという…。

マイインターンとこれを一緒に借りる人もいないんじゃないかと
自分でもちょっと笑ってしまいますが、
マイインターンの裏側にはこんな世界があってもおかしくない、
いや、きっと人間の弱さの隙間って当たり前にある。
ここまで最悪なシナリオじゃないにしても、
ちょっとした歪みから、堕ちていくことはある。
むしろ、堕ちているスピードには一種の爽快さがあるから、気づけないことって多い。
何も大したことでもなくとも、例えば涼しい風、寒い時の暖かいエアコンには、もちろんお金が必要なように、なにかの代償がある。
「ブラック・スワン」のダーレン監督は、人の隙から増殖する、快楽との引き換えのそんな小さな代償を、
破滅的なオシャレさで描いている。

映画は平和だ。
全てリアルな嘘だから。

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