「タンポポ」伊丹十三


  



衝撃的でした・・・!!!!

「そうね、ワサビ醤油なんかが合うわね!」「そうだ、飯作れ!」こんなセリフがまさかあんな場面で、という、でも、きっと現実の方があることなのでしょう。

なんだろう、泣き笑いってこの感情のことを言うんですね。映画で初めて、泣き笑いということを、意図的に再現できたと感じました。それはお葬式もそうかもしれません。簡単に感情の枠で言うと「笑う」と「泣く」を混ぜた言葉になってしまうのが、悔しいのですが、もっともっと、人間らしい感情なんだと思います。

この世の中には、まだちゃんと言葉になっていないことが、たくさんある。それを教えてくれたような気がします。そして、どうして伊丹十三の映画では俳優が俳優として映っているのでしょう。役じゃなくて、映画の中でもちゃんとその人なんです。それが不思議・・・・。

「ちょっと静かに。これから最後の映画が始まる」

なんていうセリフ。。。映画への愛情を感じつつも、なにかこの系譜を尊敬しながら私も表現をしたく。そういう思いにさせる映画でした。

トラック運送として、ホームレスになったとして、ボンボン的に生まれても、幼馴染でも、こういう生き方をできたら、とてつもなくかっこいいですよね。。。

んでもってエンドロールの母乳のシーンのBGM。なんなんでしょう。本当に神がかってますし、それでいいんだって、なにか勇気づけられました。本当に。

逆にあの時に見てなくてよかった。民俗学からの流れでこの「タンポポ」をちゃんと見れた運命であることに、なんというか・・・・これからの背中も押された気さえします。

困惑です。 しかも、お話がラーメンって。



人気の投稿