「グラン・トリノ」クリントン・イーストウッド



すっごいよかった・・・。「生よりも死を知っている」というところから近所のクソ親父が、、、でも、肉親の家族にとっては永遠にクソとしか映らないところとか。


今の時代じゃーなくなってしまったような「男になる」ってこととか。


ある意味で、この事件を通じてタオは本当に男になったんだ、っていうのは、戦争を体験した人の意見かもしれないけど、でも、そういう痛みと悲しみと、辛さと優しさを備えて、1つをやり遂げたという何かがあると、人生は揺るぎなく・・・でも、それは、あまりにも「味気なく」も映る一面もあり、それを保つためには、それ以外の全てを犠牲にしたり(=犠牲となっていたり) 言葉を無くしていたりすると思う。


グラン・トリノは、ただ求めただけの人には手に入らない(=手に負えない)、ものなんだ。


誰かとの、誰にも共有できない思い出が。グラン・トリノなんだと思う。

      

それって、、、今、ありますか。みんな、やらなくなっている(=やれなくなっている)。






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