「瀬戸正人と長岡秀星」



写真美術館の「記憶の地図」で、バンコクの高僧の蝋人形のインクジェットが面白くって、これは困った。

写真って、ゼラチンだからって本物ってわけじゃないよねって変にそう納得した。
なにか、武井壮じゃなくても、急所がすぐにわかりそうなくらいに、
それぞれの”ここ”ってのが、出てきちゃってるのが、
えっ、見ていいのかなって思わせるのが、すごいなぁーと。

そして、これぞ寫眞!というような、3Fのカロタイプやダゲレオやらアンブロやら。
んー下岡蓮杖って写真が上手くて、おもしろそうな人だな、すごいなぁーと、気になった。
でも、たとえば好きな人の写真を眺めていたい気持ちって、
これは、わりと重ためな欲求だろうなぁーと。
仏壇に置いてある遺影よりも何か、コンパクトに収まってるいつでも持ち運べそうなポートレートの写真って、
なにか、所有されるモノ的な怖さを感じる。
にしても、すごい丁寧な博物館といった展示。
時間がなくて全てゆっくりと見切れなかったし、もっと見たいと思いました。
写真、沼!といった感じです。



そして、ヒルサイドテラスでの長岡秀星。
これまた、手で描いたの?!えっ、手で描いたの?!
と、何度でもそこに目がいくほどに、すごい。すごいですよね。





そして、爆発は遠い遠い未来かもしれないけど、あながち未来はこうなんだろうと、
なにも不思議じゃなくなってますね。
むしろ、これ以外ないんじゃないかってぐらいに。

すごいばかりな日でした。

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