「日本酒ダイアローグ」
「日本酒と言えばどこ?」から始まった日本酒ダイアローグ。
日本酒を対話しながら味わうこの企画。
日本酒が大好きな人 (僕も含めて) も普段あまり飲まない方も、
唎酒師による日本酒セレクトで幅広い日本酒を
アートと一緒に味わえる時間となりました。
銘柄を見ずに味わった後は、
ご当地のおつまみも食べながら、日本酒についての解説。
「むすひ」玄米から出来ている日本酒を味わったみなさんは
「おこげみたい」「健康的な感じがする!」
「普段しっているお酒と遠い・・・」などと、感想があったのですが、
解説を受けると
「発酵されている(いく)、感じがよく分かる」
「そういうお酒なら毎日飲みたくなる!」
と、最初受けた印象 + 対話をすることで
それぞれの日本酒の特徴をよりくっきりと、感じられることができました。
また、周りに展示されている高橋恭司さんの写真を通じて
「酒蔵の人はどんな人だろう?」
と、味を1つの作品に変えて選んでもらう問いには、
「カラッカラな人だと思う!」
「なにか、信念を曲げない強さを感じる!」
「頑固な親父な感じ」という、割と乾いた感じのある作品を選んだ方も。
「実は、その日本酒を作っている人は女性の方で・・・」
と聞くと、みなさん驚きもありましたが、
味から作り手の方までも想像でき、
よく日本酒好きな方が直接酒蔵に行って
買いたくなる気持ちも分かるような気になりました。
アートも、どんな人がこれを描いたんだろう?
と、想像しながら鑑賞するのは、とても面白いですね。