ファーレ立川アート / 立川駅前



立川へは、コジコジに限らず時々行くのですが、そして、ファーレ立川というものも前から知っていたのですが、過去のイベントだとずっと思い込んでいて、まさかパブリックアートとして今も常設していたとは








おそらくIKEAが出来たぐらいの頃から?人通りがモノレール高架下に集中して(私もそこをいつも通るので気づかなかった)少し目立たなくなってしまったのかなという感じがするのですが、作品はどれも結構大きくて、なんで今まで気づかなかったんだろう?と、不思議に思うばかり。そして時間が経ってか、かなり街に馴染んでました。







でも、立川駅前で仕事をしていたり、生活圏内のみなさんにとっては、あれって一体なんなの?と、ずっと気になるような感じでしょうね。例えば







「地下駐車場へと入る手前に、花嫁姿の意味深な写真があるけど、あれってもしかして、ブライダルの宣伝かな?でも、何も言葉がないし、しかも、ずーーーーっと変わらずあるよね?知ってるー?」


(白井美穂)







「あー、なんかピンクの石が出っぱってるところでしょ?枕に使ってくださいみたいな文字があるんだよね。でも、この壁じっと見てたら確実にやべぇやつだよね。アブラモヴィッチって誰なんだろう。どっかのサッカー選手っぽくない?」

(マリーナ・アブラモヴィッチ/黒い竜 家族用)






「ここ、座れそうだけど、なんか座りにくい。いいのかなここ?いや、ダメなんじゃない??いや、座っちゃおうよ。いや、目立つからあっちに座ろうよ。」


(アレシュ・ヴェゼリー/ダブルベンチ) 





 

「いやー、いやいや、こっちの方がもっと座りにくしい。でも、嵐の大野くんなんかも来てんだよね?このイス。」


(ホセイン・ヴァラマネシュ/きみはただここにすわっていて。ぼくが見張っていてあげるから)





「じゃあ、まだこっちの方が。。。いやー、でもこれもかなり派手だよね。」

(ニキ・ド・サンファル/会話)





という、ずーーーっとパブリックとして、あるからこそ、ふと意識した時に、そういえば、、、え?!って、なりそうですよね。



私の子供の頃を思い返してみても、彫刻の森の美術感にある透明なメタボリック建築みたいなボコボコしているドーム型の遊具?は、すごい好きで覚えていて(ピーター・ピアースのシャボン玉のお城というそうですね)、行くたびに遊んでました。なのでもうよく知ってるって感じなんです。だから、名前も何も分からなくても、立川市のみなさんにとっては「知らずのうちによく知っている」という感覚になってるんだろうなぁと想像しました。 






  

ファーレ立川     

イタリア語の「FARE(創る・創造する、生み出す)」に立川の頭文字“T”をつけた「ファーレ(FARET)立川」にある、世界36か国92人の作家による109点のパブリックアート。






  

専用アプリの解説付きの地図がわかりやすかったのでおすすめです!




   





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