リシケシ / ハリドワール

12月 17, 2023

リシケシ / ハリドワール

自分で体験したことを思い出すためにも、私もたくさんの方の記事も含めて、いろんな方に助けてもらってばかりでしたので、誰かがインドへ行く際の何かに役立てればとも、インド日記をつけておこうと思いました。

そんなにヨガをするわけでもなくアシュラムに泊まりつつ、リシュケシュをボーッと過ごして。

普通に過ごしていても、肉を食べることも、酒を飲むことも忘れて（というか日頃からそこまで求めてる人でもないのですが) なんだか身体から始まり、心まで健康な感じになってきますね。というのも、怒ってる人とか、いばってる人とか、急いでる人とか、だーれも全然いなくて、しかもみんな優しくて助けてくれて、1週間ほどいてみると、きっとインド人みんながみんな家族や兄弟、親戚みたいな気持ちで過ごしてるんだろうなーっていう気持ちに。バスで隣り合わせただけでも、なんか友達みたいだし、何も言わなくてもなんかお互い手伝いあってるみたいな。それが当たり前みたいな。

バスも分からなくても教えてくれるし、迷ったらバイク乗せてくれるし、あったかい焚き火で暖まったり、誰がどこで寝てても何にも言われないし、まーアジア人の目立つ観光客ってのはあるかもしれないけど、インド全部がもうでっかい家なんじゃないかって。で、捨ててるゴミがないと、牛や犬もきっと食べ物に困って暮らせないし、だから街にゴミ溢れててもいいんだよなぁーって。牛とすれ違うと、人だけが生きてるわけじゃないって傲慢さが消えるからいいですよね。

それは屋久島がいいなっ思った時と一緒ですね。植物が勢いよくはみ出したりしてるのを見ると、あー人も一緒に生きてるなぁーと思ったものです。

ってので、リシュケシュにいた間は、美味しいばかり、優しいばかり、そして瞑想もちょっとやりつつ。何も考えないことって大切なんだけど、インドには大切にすべきことだけを、みんなが大切にしてて、あとはどーでもいいよねって感じな、最近の自分に近い感覚があって、なんだか居心地がすごーく良いです。

もちろん、うんちたくさんあるし、ハエもたかるし、野犬もたーくさんいて、猿もたくさんいるところにはいますが、みんな一緒に暮らしてるんですよねー。みんなみんな生きてるんだーのリアル世界です。

自分のやりたいことを、いろんな人に言ってみるときっと無理なことでもなんとかしてくれる、自分でもなんとかできるんじゃないかなって、そんなふうに感じたのですが、それをインドの子供も感じながら大人になっているのかと思うと、そりやー素敵な大人になりますよね。

日本は”禁止”なことばかりですが、インドは何が禁止されてるのか、謎です。リシュケシュは肉や魚と酒と煙草を断つってだけでも、そのほか自由にゆったり暮らせるようになってるんじゃないかなぁ…。なんていうか、色々なことやひとが、ありがたく思えています。みんな笑わないのがまたいい。日本は笑っていないと不機嫌だとか気を遣わせてしまうからダメっぽいけど、インド人は全然笑わない。そのかわりみんな、自分がやりたいことだけを、やってる。（よく笑うインド人は日本人慣れしててなんだか卑しい感じも）だから、自分もやりたいことだけやってても、全然大丈夫って感じな世界で。やりたいことあったらみんなで応援してくれるみたいなところを感じましたー

ぼーっと座ってても、超目の前の場所に来て気にせずに記念撮影する人はするし、野菜切ってる人は野菜切ってるだけだし、私の靴を狙って取ってく人もそれはやりたいこと。そーなったら、じゃあ私は何をやりたいかなー？と、裸足はさすがにうんこ踏むからヤダから、適当なそこらへんに落ちてたゴミみたいなサンダルをとりあえず履いて、戻って考えると今あるサンダルだと靴ずれしたから、なんとかしようと思って、やぶれて捨てたパンツから鼻緒を作りました。

我ながら大満足。逆にありがとうみたいな。ってか、靴をそんなに欲しいならあげられてよかったなって感じです。

街中で、よく分からない紐をずっと解いてるおじさんとかも、きっと、そんな感じなんだと思いました。ちょうどサミットがあったようで、マディ首相のワンファミリーはそんなことじゃないとは思いますが、勝手にそんな言葉とのつながりを感じたりしてました。

で、実用的なことの方をまとめると…

リシケシは乗合タクシーがすごく便利！合図しなくてもあっちからどんどん声かけてくれて、だいたいが20ルピーで下の橋と上の橋を行き来してくれて、ハリドワールへもバスでめっちゃ行きやすかった。バスターミナルでは、みんな行き先を叫んでるんだけど、そこらへんの人に聞くとあれだよーって教えてくれて、乗って走り出したら55ルピー。行き先が適当なところで降りたい時も、追加でいくらか払えば、同じようなところで一緒に降りる人と降ろしてもらえました。そして律儀にレシートをくれます。ってなことで、安い！と、二回もハリドワールへ。運転手によってぜんぜん違くて、すごい丁寧な人から、アトラクション以上な感じまで。途中からも乗れるっぽくて、ヒンディー語が分かればあのバスに乗りたいーって、そのままバスに乗れるのになーと思いました。

ハリドワールのHoshiarpurは、ターリーは美味しい！けど、ちょっと日本の美味しいインドカレーと近かかったです。このデザートのライスプディングと、ラッシーはめちゃ、美味しかった。パロタもあって嬉しいー。ってか、ハリドワールは店が多すぎて、ぜんぜん探し出せないです。目当てに行くと閉まってるところもあったりして。

Baba cave に行く途中にある寺院(たぶんBhootnath Temple)は見晴らしが良くて素敵でした。上までいくと、健康を願って何かを唱えてくれてビンディー？をやってくれます。あとから若者がドバーって来てなんか人気でした。

と、滝。Garudchatti のでかい方に行こうとしたら、小さいPatna fallに。でもそれがよかったですー。シャワーみたいに落ちてきて、お店の人も毎日上の村から降りてきて、ここで仕事してるって言ってて、ずっとここにいたいなーと思うくらいで、羨ましくなりました。20分くらい軽く登りますが、すごいいいところ。乗合のタクシーで、入り口まで行ったらあっという間かもなぁー。歩いて行くと、ひたすらグッドロケーション&サトウキビジュース屋さんばかりある道でした。

Jaljeela 。薬局的なところでこれなんだろう？と思って飲むと、うげーー！と、身体に効きそうな味。1杯飲むのか大変だったけど、地元の人はあっという間に飲んでたので、がんばりました。100ルピーくらいだったかな。アーユルヴェーダのpatanjali mega shopにも、売ってました。お店は、スタッフがびっちりついてくれて、色々と教えてくれます。美味しいフレーバーもあるみたいです。

アーユルヴェーダトリートメントの帰りに寄った店がすごい品揃え豊富でびっくり。でも、けっこー高いと思います。オイルとかサプリメントとかでも800ルピーとか普通にしてました。でもどれもこれも食べたいし試したい…！虫除けとか、いいよね。

そうそう、毎日やってるアールティー？プージ？は、結構感動しました。老若男女みんなで歌ったりしながら。毎日あれがあるのはいいなぁー。テレビとかYouTubeとか、全くいらない気持ちになる。みんなと一緒に過ごすだけで満足するんだよねー。

みんな食べてた芋のこれもぜんぜん辛くなくて美味しかった50ルピー。

インドスイーツは、生和菓子のようで甘いんだけど美味しくてどこも美味しいんだけど、Rajasthani Mishthan Bhandarは、すごい美味しかった！迷いますが、色的にヤバいんじゃね？ってのも、想像より優しい味で、どれでもぺろっと食べちゃいました。サモサも、脂っこくなくて美味しかったー。RASMADHURIってのも、練乳ミルクに浸したパン？みたいなので、めちゃおいしかった。( 甘いものばかり気になって食べてるので、また別でまとめます )

リシケシ駅は中心部からは遠いのですが、バスターミナルまで乗り合いタクシーで行けば歩いて行ける感じです。

と、駅でチケットを買おうとしましたが、新設した駅だからか？ガラガラなんだけど、ぜんぜん英語も分からず、何やら予約してくれる気配もなくて、オフィスに行っても誰もいなくて、通りすがりの人に、「チャンディーガルなら、アーブラまで行けばたくさんバスがあるよ！」と言われたので、街に戻って旅行会社で頼みました。手数料は1回200ルピー。ラムジューラー橋を渡って右手に行ったアーケード？の中にある旅行会社は、親子でやってるっぽくてなんかいい感じでした。年齢と名前だけあればチケット取ってくれました。

※ リシケシの駅はなにやら2つあるようで、改めて利用客の多い方へと行ったらこっちが正解でした。みんな予約もスムーズにしてるっぽくて、早く知れたら良かった…！駅前の通りは歩いていてもお店たくさんで見ていて楽しいです。

写真のは間違えた方で、ほとんど誰もいない駅です。そーいえば同じように「ここでいいの？」と、間違えてたインド人の方いたなぁー