「ロスト・キング 500年越しの運命」スティーヴン・フリアーズ

徹底的に凝り固まった歴史と戦っていく中で、本当に通じ合える友達が出来ていくのがステキ。あそこまで戦い抜けるものってあるんだろうか。理論武装しなくても、そのままを伝えたいという気持ちだけであんなに動ける事実のストーリーと、やっぱりここぞって時に支えてくれる人にはグッとくるよねぇ。そのここぞって時を、自分で作ったフィリッパ・ラングレーさんの人生(実話)ってのは素敵だなぁーと思いました。

そして観る人そんなにいないだろうなぁ・・・と思っていたら映画館の席がけっこう埋まっていてびっくり。そしてブリティッシュな笑いにみんな「アハハー」と、つい笑いが込み上げる場面が多かったのも楽しかったなぁー。あの話の流れを笑える時点で、かなりみなさん知識豊富、英国好きな方？なんだろうなぁーと感じました。シェイクスピア全然知らないからなぁー知れたらもっと楽しい映画だな〜と。でも、知らなくても楽しめました。