「キースヘリング」 エリザベス・オーバート



こんなに心底ピースフルなアーティストがいたなんて。
子供とアートのことにしても、作品を商品化することにしても、
パフォーマンス的に地下鉄の掲示板に作品を書くことにしても、
自分という量の出し方が、自分にだけ向いている訳ではなくて、
すごいなぁーと、感心してしまうことばかり。
なぜこんなにも、あったかいんだろう。
あまりにも日常的に目にすることが多かったから、なにも考えずに見ていたけれど、
絵が言葉になっていて、その言葉は言葉以上に分かる。
文字が分からない人にとっても、生活圏や習慣が違う人にとっても、分かる。

アートをしているというよりも人と関わっている感じがする。
今の時代に必用な人だったな、でも会えないな・・・ならばと、商品化されたものを求めようとしている私です。
もしかしたら、そんな人の片鱗みたいな、風みたいな、気持ちみたいなものを、感じたくて身近に置いて触れていたいのかもしれないですね。
アート(その人が残したもの)が側にあると、ずっとその人が生きているようにも感じられます。






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